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大阪泉州で自然農法を実践する寺岡自然農園の農園日記

自然農法の寺岡自然農園 農薬・化学肥料不使用で
安全・安心なおいしい野菜を作ってます。
畑での日々の出来事など、農園日記をご紹介。

カテゴリー :  農園日記
タグ : 
 写真のように当農園では草の中で作物を育てています。

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草は地表を覆い、乾燥や寒さから守ってくれます。
地中深く根を伸ばし水分を吸い上げ、朝露となって地表に水分を供給します。
一生が終わった草は小動物や微生物のえさとなり、
根は地中に空隙を作り土をふかふかにします。

また、草の中にはたくさんの生き物が住み、
食物連鎖を行い自然を豊かにし自然のバランスを保ちます。

農夫がやる水やりや害虫駆除、耕すという仕事の大半を
ほっておいてもやってくれます。
しかも最適な状態で。

実は野菜も草なんですが、味が人の好みに合ったものを野菜として食べているのです。
人にはおいしく感じられない草も、
牧草として牛や馬、やぎなどが食べ、昆虫や鳥のえさにもなっています。

草には他の生き物を生かすための栄養分が十分に備わってるのです。
草の中で作物を育てることはこんなにもいいことがたくさんあるのです。
草が作物の養分を取ってしまうということはありません

自然界で多くの生き物がバランスを保ち共存してしているように、
作物もその中で育てるほうが自然の理にかなっていると思います。

(実際は、目的の作物を得るため多少農夫が手を貸します。)

草の勢いが強すぎる時は、草を刈ります。
特に、作物が小さいときは丁寧に
草に負けないように
抜かずに、草を生かしたままで
作物の邪魔になる部分だけを刈り取ります。
刈った草はその場に敷いておくとやがて朽ちて養分になります。









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