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大阪泉州で自然農法を実践する寺岡自然農園の農園日記

自然農法の寺岡自然農園 農薬・化学肥料不使用で
安全・安心なおいしい野菜を作ってます。
畑での日々の出来事など、農園日記をご紹介。

カテゴリー :  農園日記
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種のお話

種には在来種・固定種・F1があり、
古くからその地域で育てられてきたたものを在来種・固定種と呼び、
京野菜の万願寺唐辛子や九条ネギなどがよく知られています。
他にもその地域特有の野菜はたくさんあり、
地元の泉州水なすはそこでしかうまく育たないといわれています。

1つの品種がその地域で長年育てられた結果、
その地域の気候風土に合った在来種・固定種となったものも多くあります

このほかにF1と呼ばれる種があり、
これは主に種苗メーカーが作っているもので
雑種1代交配といって、
異なった性質を持つ親同士を交配させ、
その両方の良いところを次世代に受け継がせた種です。

例えれば、大きく育つ親と、たくさん実をつける親を交配させ、
大きくてたくさん実のなる種を作ったものです。

この性質は1代限りで
毎回同じように交配して種を作ります。
国内で売っている種のほとんどが海外で作られています

当農園ではできる限り自家採種しています(栽培種の5~6割位)が、
葉物野菜、特にアブラナ科の野菜(ダイコン、ハクサイ、ミズナ、カブなどたくさんあります)は
自然交配しやすいので種取りに非常に手間がかかります。

今年よくできたと思って翌年その種を播いてみると
全然違った形のものができることがあります。
それはそれでおいしいのですが、
販売するものとしては商品名をどうするか迷います。

そのため、これらについては市販のF1種や、自然農法産の種を使っています。

よくわかりませんが、
F1の種は無農薬とは限りません。
もちろん在来種・固定種の種も

話が長くなるので簡単にしますが、
自然には浄化作用があって、
程度によりますが
有害なものを無害にする作用があります。(と私は信じています)

海底火山から噴き出す熱水の有害な硫化水素に集まるバクテリアがいて
これを分解します。

そのバクテリアを食べるエビが集まり
エビを食べる魚が集まり、
自然が循環しているとのことです

親の代に仮に農薬で汚染されていても
豊かな自然の中で育てられた種は
育つ過程で浄化されていると思うのです


種苗法の改正が国会で審議され、
決まると農家の自家採種が規制されるということで、
そのことについて近くで講演会があったので聞きに行ってきました。
イチゴやブドウなどの国産の優良品種の種が
海外へ持ち出されることを防ぐ目的もあると思うのですが。

トマト、ナス、タマネギ、サツマイモ、ジャガイモなど
私たちが日常食べている野菜の原産地は国外がほとんどです。
純粋な日本産の作物はごくわずかです。
多くの作物が古来日本へ入ってきて定着したものだと思います。

もし、これらがその当時持ち出し禁止であったら、
今の食生活はどうなっていたでしょうか。


非常に難しい問題です、
個人的な意見ですが
食べものを商・工業製品のように扱うことは少し違うような気がします。
優良品種を保護し輸出を増やし・・・は商売の問題だと思うのですが、

種の巨大企業が小麦やトウモロコシ、大豆など世界中で種を独占し
種とセットで除草剤も販売し
遺伝子組み換えやゲノム編集など
科学を間違った使い方で
人類が踏み込んではいけない領域まで手を出し
世界中の農業に大きな影響を与えています

コロナのようなことがこの企業の種に起こったらどうなるでしょう

 今年は長雨と暑さのせいでキュウリの出来が悪かったのですが、毎年夏から秋に栽培する地這いキュウリがようやくできてきました

地這いキュウリ


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